テクニカルフォトライブラリー /
アートインタナショナルでは、確かな技術と幅広い分野にて、お客様に満足と安心を提供しております。
それらの様子をフォトライブラリーという形でお伝えいたします。
Technical Photo Library |
よりご納得いただけるように沢山の写真を用意いたしましたので、お楽しみください。
テクニックフォト:エンジン
テクニックフォト:シャーシ
テクニックフォト:パーツ
チューンドエンジンフォト / Photo of tuned engine
コスワース BDシリーズ 16V ツインカム 4cyl
BDとはベルトドライブの略で、4気筒ツインカム16バルブのエンジンです。
一般的には下記の仕様が多く知られています。
BDA、BDR等はフォードのケント鋳物のエンジンベースでシリンダーヘッドはコスワースで生産しています。シリンダーヘッドは上下に2分割されており、カムシャフトを挟んでいます。
非常にメカニカルなエンジンであり、無傷で完全な分解はできないくらい高等技術が必要です。
旧型のままの仕様ですとオイルのにじみ等も多くありますので、最新の部品と混用して組み立てる必要があります。
BDAはハイチューンですが、BDRはケーターハム社が依頼してカムやポート形状等を見直しディチューンしています。その後、排気量を上げた1700ccのBDRも存在してきます。
Cosworth BD Series 16v 4 cylinder BD stands for Belt Drive. |
再セットアップにはカムシャフトにはアイマークなど有りませんので正確なバルブタイミングの知識を必要とします。無鉛仕様に変更しタペットのクリアランスを正確に取り、長く乗れる日本仕様にするには少々経費がかさみます。
2分割のヘッドに一般的な液体パッキン等を使用するのはもってのほかです。必ず指定品を使用してください。
また、カムホルダー下部にはガスケットは存在しません。
ノーマルのクランクやコンロッドですが、ピストンはコスワースの専用品が使用されています。
メンテナンスは手を抜かずに行いませんと致命傷を負った時に修理不能になってしまいますので、日頃からのメンテナンスが重要なエンジンです。
手間は掛かりますがスポーティーなエンジンは多くの人たちの、あこがれのエンジンと言えるでしょう。
特にパフォーマンスに優れているのはやはりBDGです。非常に高価な理由はアルミのブロックであり標準ではニカジルのメッキが施されています。
エンジン重量VSパワー比ではこのエンジンに勝る物は多くありません。
現存するBDGは、過去にF2やスポーツカーのレース用として使用されていたものが多いはずです。
レースで使用済みのものは単純にばらして組み立てても、痛んでいる事に違いはなく、完全な物にするには基本的な部分を作り直すなど かなりの費用がかかります。
もちろん中途半端な知識では馬力を出すことはできないでしょう。
キャブ仕様やルーカスのメカニカルインジェクション仕様では確実な設備をもって出力調整を行わない限り、非常にピーキーな特性になります。
点火時期だけでも3次元化するのが安全なセット方法です。もちろん電子制御インジェクションが最適と言えます。
クランクはスチールのフルカウンター、コンロッドはI型の鍛造品が標準で長さも異なり、ロッドのメタル幅も細いタイプとなっています。
当社では レーシング使用でない場合、特殊ライナーを製作してストリートで十分耐久性に富み、長く使用出来るエンジンにすることが可能です。
安全なエンジンに作り替える場合には250psから275ps当たりを目処に再制作をしています。
BDA 1969~1601cc 120 Bhp. ベルトドライブのツインカム16V Kentのトールブロック
BDR 1983~1601cc 120 Bhp. BDA ベースケータハム用1700cc の150, 170 Bhp仕様が存在。BDG 1973 1975cc 275 Bhp. フォミュラー2用B DFのラリー開発用,後期型はアルミブロックBDP 1984 1975cc 245 Bhp. US仕様メタノールインジェクション仕様アルミブロック 。
You will notice that there are no placement installation markings on the part, therefore precise knowledge of the valve timing is required. Example: |
Ford Caterham Duratec
Ford Duratec Cosworth
フォード ケントエンジン クロスフロー 8V OHV 4cyl
英国にケントという地名があり、チーフエンジニアのAlan Worters がケントに暮らしていたということから付いた名前のようです。このエンジンは1967年から現在まで今だに愛され続けているエンジンです。
我々が関わった理由は多くのスーパーセヴンに搭載されておりチューンも様々で面白さを感じたからです。
試験器で計ると多くの市販パーツを組み込んでも180ps当たりが限界でした。
そこで数台のブロッククランクピストンを用意して、また当時部品商さん当たりにも協力を頂き、目指せ190psという企画をオートジャンブル誌で行いました。
KENTは話すとキリがないので割愛させていただきます。
詳しくは オートジャンブル誌を見てください。雑誌に掲載したのは8割程度でしたが、多少の参考にはなると思います。
企画は最終的に188.5psで今ひとつ190psには及ばなかったが十分であると判断し終了しました。
・1.3L 80.98mm x 63mm ・1.6L 80.98mm x 77.62mm
・1700ss 82.5mm x 77.62mm ・ART1700 83.5x 77.62
Ford Caterham Duratec The Ford Kent Engine Crossflow, 8V OHC 4cyl. This was named Kent after the of the UK in which chief engineer Alan Worters lived. ・1.3L 80.98mm x 63mm ・1.6L 80.98mm x 77.62mm |
1.3Lと1.6Lが標準ですが、多くは純正汎用ピストンのオーバーサイズの090インチ(83.27mm)にボアアップされ1690ccに改造されものです。
ケーターハム社では1700SSと称しウェーバーキャブレター(40DCOEx2)を装着して4in1エキゾーストを備え135bhp仕様として販売されていました。
ボアストローク比ではショートストローク高回転向きエンジンであっても下のトルクも十分であり よく走る車です。
もとが頑丈なエンジンだけに各部のフリクションを落とせばすばらしいエンジンに様変わりします。
1980年代から90年代前半まで多くのセヴンファンを魅了したはずですが、ただし当時はサンプがコルク製であったり、オイルのにじみも多く悩まされた方も多かったでしょう。
ケントの1700SSで145psを超える時にはディーゼル用のような重くて頑丈なピストンは棄てることとになり、圧縮比の高い鍛造ピストンに変更されました。
通常は83.5mmのハイコンプピストンで圧縮を上げ、ハイカムをを入れる。経験が浅いメカニックが一般的に出回っているJEのピストンを普通にボーリングしてチューンすると、かじって焼き付いてしまうでしょう。
当社ではコスワース、オメガ、アキュラライトなどを使用する機会が多く、ピストンのバルブリセスが左右共通(INとEXのバルブの逃げ加工が同じ物)はあまり意味がありません。
吸排気のバルブサイズは異なり使用気筒位置よってリセスをバルブサイズに合わせて製作された物がベストであると考えています。
ボアアップは85mmまでは可能だがブロックによっては問題が生じ、ライナーを製作する事もあります。
この場合排気量は1760ccとなり、カムについては280°を超えるようなレースカムは街乗りでは乗りきれません。
同時点火とかCDIなどを付けてる方も多いですが、2次元のデスビでの点火制御だけなら、それらのほとんどは無用の長物になってしまいます。
155psまでなら楽に出るがボーリングが必要なため、エンジンのオーバーホールと同時に行う事が望ましいのです。
キャブレターであっても重要なのは点火時期であるので、特にケントエンジンでチューンされる際にはまず点火時期から専用のECUを装着すべきでしょう。
バルブは数十種類存在するので自由に選択出来ますし、また最近はアルミヘッドも出ているので軽量化に役立つ為おすすめしたいメニューです。
現在ではオイル漏れ対策ガスケットも出回り、ARTでも油脂漏れのない元気なケントを送り出しています。
1.3 L and 1.6 L are standard, but many are upgraded to a 090 inch (83.27 mm) to an oversized standard general purpose piston and remodeled to 1690 cc. This engine has a high-revving short-stroke ratio but still runs well. This engine should have attracted many Seven fans from the 1980s until the early 1990s. However many customers were having issues with oil bleeding and sumps from the cork. Bore ups up to 85 mm are possible but problems may arise by blocking the liner. The carburetor is also important as it is key to ignition timing. |
Sports Engines
伝統有るフォーミュラーフォードに継承されました。
エンスー達はまさにケントエンジンからのベストスワップモデルとして利用しています。
そんなわけで最新鋭デュラテックがデビューした今日でも相変わらず引っ張りだこなのです。
細部の仕様がかなり異なりますので国内の解体車からのスワップは極力避けております。
素人様には苦労が多くオーバーヒートしたりと苦労が増えます。
スワップについては是非プロにお任せください。次元の異なるエンジンを供給致します。
あえてノスタルジックなキャブ仕様に4連スロットル用のインテークマニホールドを装着し40DCOE ウェーバーキャブレターはノーマルのままでも点火時期のみECUを装着して160psを絞り出します。
カム交換を入れて180psを超えとウェーバアルファスポーツインジェクションモデルでは楽に200psとなります。
純レース仕様では250psをも絞り出せる強固なエンジンブロックを有しています。
油圧タペットにラバーサンドイッチ構造のサンプでは油脂もれもなく安心して乗れます。
There is a traditional Ford formula which has been adopted and inherited. That’s why even now Duratech is debuting cutting-edge and much sought after technology. If you attempt to install the intake manifold for a 4-throttle to a dated cab specification, the 40 DCEO Weber carburettor will continue to keep the ignition timing which will wear the ECU only at the point of ignition timing |
フォード ゼテックエンジン 16V ツインカム 4cyl
Ford Zetec 16Valve DOHC
FORD が最新鋭1990年代前半にすばらしいコストパフォーマンスを発表した新型16V エンジンで、1.6L/1.8L/2.0Lのバリエーションがあります。
多くのフォード、フィエスタ、モンデオ、フォーカス等に搭載されています。やはり注目すべきは、そのコストパフォーマンスの高さであり、従来のケントエンジン、ピントエンジンの継承として多くの方が利用しています。
In the early 1990s, this Ford model was considered to be state-of-the-art with it’s 16V engine which produced supreme performance results and at a reasonable cost. |
ケーターハムでは左排気のためケントエンジン、ローバーエンジンからのスワップも数多くこなしています。
最近ではロータスヨーロッパにスワップするためユーザー様と協力しロータスヨーロッパ用ボルトトンキットを開発中です。
当社は新車でのゼテック搭載車を95年より販売しておりましたが、このすばらしいパッケージをリーズナブルに提供する企画を進めた結果、すでに当社では30台以上のケーターハムがゼテックを搭載しています。
なお、当社では公道を走行する車両の場合には原動機変更に関わる改造申請を行っておりますのでご安心ください。
As a Caterham exhaust are being used on the Kent engine, we are now receiving more requests for a swap to Rover engines. |
ローバーKシリーズエンジン 16V ツインカム 4cyl
ケーターハムとロータスで多く使用されたが本来のメーカーはローバーで、アルミブロックのセミドライライナーは軽量コンパクトですばらしいパフォーマンスを誇っています。
ただしチューニングのしすぎには細心の注意が必要で、バランスを壊したチューンニングはエンジンの寿命を極端に短くしてしまいます。
そもそもこのエンジンは1989リーンバーン(希薄燃焼)エンジンとしてK16シリーズ1.4リッターで開発され、その後1.6 L 1.8L VVC など多くのモディファイと追加システムにより、2005年までにこのシリーズのインライン4気筒だけで270万機製造されています。
Rover K Series Engine – 16V Twin Cam 4 Cylinder |
<K16エンジンバリエーション>
●1.1L/1119cc 75mm×63.2mm ●1.4L/1396cc 75mm×79 mm ●1.6L/1580cc 80mm×79 mm
●1.8L/1796cc 80mm×89.3mm
<ケーターハム社では下記の仕様が生産された1991年から2005年までに4,000台>
●1.4L/244deg cam -110bhp ●1.4L/264deg cam -125bhp ●1.6L/244deg cam -118bhp ●1.6L/264deg cam -137bhp
●1.8L/244deg cam -120bhp ●1.8L/VVC -160bhp ●1.8L/VHPD -185bhp
<ロータス社では下記の仕様が生産された1995年から2005年までに18,000台>
●1995 1.8L K16 Basic ●1998 1.8L K16 VVC
<NON VVC では120/135//177/190bhp、VVC では143/156bhp が生産された>
●1.4L/244deg cam -110bhp ●1.4L/264deg cam -125bhp ●1.6L/244deg cam -118bhp ●1.6L/264deg cam -137bhp
●1.8L/244deg cam -120bhp ●1.8L/VVC -160bhp ●1.8L/VHPD -185bhp ●ART/150/160/190/230ps
10年間で16万キロミニマムメンテナンスでノントラブルを誇るエンジンとして設計されました。
出力が上がるにつれてメンテナンスは多くなり、トラブルも増え始め、ガスケットのリークライナーのクラックなどが象徴的なチューニングトラブルです。
当社ではケーターハムが乗せた時点で英国の協力者と同時に開発を行い、適切な領域や作法、同時に無理な状態領域、破壊領域を探るため大きな資本を投じてベンチテストを繰り返し行ってきました。
<K16 Engine Specifications> <Caterham Company produced 4,000 units between 1991 and 2005 using the following specifications> <Lotus produced 18,000 units between 1995 and 2005 using the following specifications> <120/135//177/190bhp used for NON VVC、143/156bhp used for VVC were produced> This was designed to be an engine which can boast that it’s non problematic and only needing maintenance after 160,000 kilometers in 10 years. We have invested a large amount of money into investigating which are the particular areas to be inspected, methods of preparations, which areas are of an unreasonable condition and which areas are susceptible to damage. |
私達の経験からすれば、きちんとセオリー通りのチューニングされたエンジンでユーザーが乗るのは、190PS 7500rpm当たりまでが限界と感じています。
基本的にこのエンジンはノーマルのスリーブや単純補強の肉厚ライナーでは8250rpm超えるとエンジンはツイストし、ねじれが生じ、致命的なトラブルを誘発するという経験を得ています。
240psを目指した時、部品代だけで約300万円ほど掛かりましたが、最終的に自社エンジンの破壊を繰り返してその原因まで突き止め、そこからユーザーのエンジンチューニングを開始しました。
そこまでの経費や時間は尋常なものではなく、クランク4種、コンロッド3種、ピストン4種を製作して、最良の検討を続けました。
その結果は後のエクシージのピストンに大いに反映されています。
出力的に簡単に言えば、エクシージ160psが美味しいストリートチューンの典型のスペックです。(初期のモデルはECU制御のマップが未完成なのでかぶりやすく効率が悪い)
そして、ロータスの出していたスポーツエリ-ゼ(190ps)がいいとこの限界であると考えています。
ケーターハムが販売したローバーエンジンのR500というモデルは明らかにやりすぎのモデルでありユーザーの負担は計り知れません。
まともにレースで使用すれば、3レースでOHでしょう。
In our experience, we feel that users are driving their vehicle properly when it has an engine tuned according to our theory and as far as 190PS and with a 7500 rpm limit. When we put a limit of 240 ps, (at a cost of around ¥3million for the parts), repeated testing brought the same conclusion that the engine will be destroyed. From this we were able to rebuild the engine to discover where the issue was. We achieved a great result with the subsequent pistons. The Rover engine was being sold in the Caterham R500 models but this is a slightly overkill model and very expensive to the user. |
当社の200ps越えのチューンはブロックに手を入れ、クローズドデッキ化する事になります。
VVCが途中で販売されバルブが少々大きくなり、燃焼室形状が良くなりました。
これが実はVHPDヘッドといわれたNON VVC 用のチューンドヘッドなのです。
VVCはトラブルも多く、VVCのままチューンするのは止めて、VVCシステムを外すハイカムキットが各社から発売されているので、それを組み込んだ方が無難と言えるでしょう。
Using our tuning system, anything that is recorded as over 200 ps will have a block changed and a closed deck. |
Sports Engines
ヴォクソールエンジン 16V ツインカム 4cyl
コスワースKBA 4Cylinder 1998cc(ケータハムオーナーはヴォクソールと呼んでいます)
Cosworth KBA 16Valve DOHC GM Vauxhull Opel 86mm x 86mm スクエアストローク
英国オペルでは、ヴォクソール(ボクソール)がコスワース(Cosworth)に依頼して市販されました。
C20 NEエンジンをベースにコスワースがツインカム16V化したエンジンで、コスワースではKBAと名付けられました。
オペル ヴォクソールではC20XE と呼ばれ、XEシリーズは150psとなり、アストラGSIやカリブラに搭載されました。
ピストンは初期型NA、およびターボは標準でマーレー鍛造、後期モデルはスチール鋳込みの鋳造。ケーターハムJPEはコスワース製鍛造品です。
また、XE-Tというターボモデルも存在します。
多くのエンジンチューナーはこの素性の良いコスワース製エンジンを見逃さず、さらなるパワーアップを図りました。
BTCC DTM、JTCC とすばらしい活躍を見せていました。
V6迄の間、多くのファンを魅了していました。
シリンダーヘッドはコスワースの設計であり、現在も多くのファンが愛用しています。
初期型はキャスティング(鋳物)がコスワースキャスティングです。(コスキャスト)
Cosworth KBA 4 Cylinder 1998 cc (Caterham owner calls this a Vauxhall) In the UK Opel, Vauxhall (Vauxhall) was sold to Cosworth for marketing. Using the C20 NE engine, Cosworth converted the twin cam to a 16 V and named it KBA. The latter model is made from steel casting. Caterham JPE is a Cosworth original. |
英国ケーターハム社からはキャブレター仕様での160psウェーバアルファスポーツインジェクションモデルの250psはJ.P.E ジョナサンパーパーエヴォルーションとして(元F1ドライバー)して市販されました。
この250ps仕様エンジンの制作者は、英国スインドンレーシングエンジン社です。
当社(株)アートインターナショナルでは当初よりケーターハム社の、車両の輸入販売の他、通常のレーシングエンジン部品のや、スインドンレーシングエンジン社のエージェントとして、そのチューニングパーツの輸入販売も承っております。
現在はスインドンの他、多くのチューナーの製品も入手しています。特に当社ではこのエンジンを、年に10機以上もオーバーホールを行っており、消耗部品などは切らしたことがありません。
このエンジンに限らずお客様には、分解から組立までの画像、精密測定データーをお渡ししています。
油圧タペット(7250rpm MAX) が標準ですが、ご希望によりメカニカルタペット(8250rpm )に改造します。フルチューンのウィークポイントはコンロッドですので強化品をおすすめしています。
超精密部分、特殊部分、企業機密、各コメントについては割愛しています。
プロの方にも参考になるのではないかと思います。
The UK based Caterham Cars company developed a Weber Alpha sports injection model with a 250ps carburettor specification. This was marketed as a Jonathan Perper Evolution or a ‘JP EE’ (after the former F1 driver) and released to the market. |
現在のバリエーションは165ps~265ps(フルレース280ps)までのエンジンオーバーホールを常時承っております。
特にJPEのお客様には、当社がウェーバーアルファのエージェントのため標準のインジェクションの個体差を正確にとれることもメリットです。
部品は常時在庫しており、標準からBTCC仕様のエンジンまで十分なノウハウがございます。
ご相談はお気軽にどうぞ。詳しくはお問い合わせください。
(We are currently accepting engine overhauls from 165 ps to 265 ps (full race models at 280 ps). |
コスワースYBシリーズ 16V ツインカム 4cyl
YB Series Ford Sierra Engine
Type Year Size Output Description
YBB 1985 1993cc 204 Bhp. Turbo YAA commissioned by Ford for Sierra RS Cosworth, 5000 built for homologation
YBC 1986 1993cc 280-300Bhp. Group A rally engine
YBD 1987 1993cc 225 Bhp. Evolution YBB used in Sierra RS500, more turbo, 8 injectors, 500 Bhp in race tune
Cosworth YB Series 16v Twin Cam 4-cylinder YB Series Ford Sierra Engine Type: YBB Year: 1985 Size:1993cc 204 Bhp. |
フォードシエラ コスワースで非常に有名なエンジンです。
コスワースYB 2.0 16vターボ仕様は国内でNA仕様のYAC バージョンがジネッタのG12にキャブレター仕様で搭載されています。1984 YAA コンセプトとしてデビューし、1986年にYBはターボ仕様として204psでデビューしました。
その後225bhp の大きめのT4ターボを装着し、YBDと称されます。
1988-89年にはサフィアに4駆で装着して、ロードカーとしてヒットしています。
YBJ、YBGとシリーズは続く94年にはエスコートにYBTを装着し、ラリーなどに参戦しています。
出力向上のためにはヘッドガスケット回りに若干の欠点も見受けられます。
もちろん大幅な改造、油タペからメカニカルタペットへバルブ回りの見直しを行い優れたECUで制御して、ターボチューンでは500psまで上げていくことができます。
特に当社では、やはりジネッタ系のハイチューンが多いのが現実ですが、ただ高回転化していくのはノックでヘッドをだめにしてしまいますので点火時期制御はきっちりと行います。
This is the very popular Ford Sierra Cosworth Engine. The Cosworth YB 2.0 16v Turbo specification is installed in the G12 GINETTA spec with the YAC version of the NA Japanese spec. In 1988-89 we went to Safia using the 4 wheeled and drove it as a road car. It is possible to increase up to 500 ps using turbo tuning and major modification, reviewing the valve turning from the oil tappet to the mechanical tappet which we are able to control using our ECU. |