R500 エンジンに関して


状態のよいKシリーズのR500エンジンですが当社が販売予定の中古車なのでノーマルではひどすぎて販売できません。
(当社エンジン担当者のみの個人の感想ですが)
偽物のR500エンジンでは有りませんでした。
正真正銘のR500で、あまりよけいな人の手が入っていないようで安心しました。

ARTの中古車は基本的に全バラにしないと売れないんです。
めんどくさいですね。だから高くなります。ご了承下さい。


エンジンの作業で一番手間がかかるのが作業前の清掃と測定です。
今回のもらいサビを落とすのは大変でした。


補強部品と共に組み上げて、さらにノーマルのブロックECUは捨ててきちんとしたエンジンに仕上げます。
国内仕様のガソリンにあわせたマップをつくり、国内に適した制御補正を組み込みます。


組み上げる前の微調整を先に行うことで、それまでのプロセスに3週間もかかるのですが、いざ組み立ては1日もかかりません。


画像は取り外してから一気に剥がれたのですが、Kシリーズは水漏れやらで低圧縮ドノーマルのK1.6までしか使えません。
1.8Lはノーマルのガスケットは使用禁止です。
こんな風になってしまいます。
基本的にKシリーズは対策用のガスケット、ヘッドボルトラダーレールを販売しています。

ガスケットだけ交換してはダメか?と修理屋さんからも連絡が来るので説明していますが、ヘッドボルトはクランクのベアリングキャップ一体型ののエンジンボトムケースをさらに貫通しオイル流路形成するラダーユニットで締め上げています。
ヘッドボルトを緩めれば、完全密閉のラダーユニットに隙間が出来る可能性があります。

ラダーは、位置決め用のナット2コでしか止まっていないのです。
古くなった、嫌気性のガスケットは固まっているので、一度剥がれたら塗りなおさない限りつきません。
高い油圧のラインですから隙間からオイルが漏れだしたら、オイルはコンロッドやクランク、ヘッドまで届かずにエンジンは破壊へまっしぐらです。

追記 お願いだから、これをまだ売っている方、やめて下さい。お願いします。


バルブのコッター溝の損傷の有無でスプリングカム、リテーナーとの相性は想像できます。


ガイドは簡易テストで当社販売車レベルでは、瞬間不合格となり、これからリンセイドウで作ります。